YAMAHA
C-250 (1981年製)
頂き物のYAMAHAのクラシックギターです。
10804とシリアル番号があるので、おそらく1981年8月4日製造のギターでしょう。
この時代のギターは意外に優秀なスペックを持っていたりするので侮れません。
トップはスプルースで、サイドバックは合板なのですが、指板と共にパリサンドル。
パリサンドルって要はインディアンローズウッドじゃん!
当時は、ブラジリアンローズウッドをハカランダと呼ぶようにインディアンローズウッドをパリサンドルと呼んだようですね。
ただ、パリサンドルの定義が曖昧ではあるようです。それっぽい木は何でもパリサンドルというような...
マサバでもゴマサバでもサバはサバというようなノリですね。
定価25,000円なのに頑張りましたね。ネックはナトーです。
音は素朴な良い音です。ナイロン弦ギターの成せる技かもしれませんが、いろんな意味でスチール弦に疲れた時にこのギターを弾くと何故か妙に落ち着きます。
知人の引っ越しの時に、私の友人が頂いたギターなのですが、それを私が更に頂くという・・・。おそらく3オーナーのギター。(笑)
やはりクラシックギターはネックが太くて弦のテンション弱くて弾いてる傍から弦が伸びてチューニング狂うので大変ですけど、時々弾くとやはり良いですね。
クラシックギター奏者でもないし、まあこれで良いんじゃないですか?というギターです。
サウンドホールから中を見ると、勿論タグが貼ってあるのですが、タグにはJISマークが書いてある。(笑)正真正銘の日本製ですよ。
毎回思うのですけど、ギターを値段だけで判断するというのは間違いですね。
人は何かに憧れて楽器を購入する訳ですけど、その時の思い、想い、夢、希望、朽ちさせたくはないです。
大事に手入れして弾いてあげたいと思います。
藤嶋さんに調整して頂きました。
とんでもない美音を奏でるようになりました!
やはり調整は重要ですね。
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