K.Yairi RDY-28 2000年製
葛城はK.Yairiが好きである。そしてカラーはサンバーストが好き。
DY−28っていわゆるマーティンのD-28のコピーモデルといえばそれまでなんだけれども、
K.Yairi独特の良さがあって、そういうのが私の琴線を刺激するんだよね。
2000年のミレニアムモデルという事で、今は亡き、矢入一男氏のサインが記入されている貴重なモデルです。
ローズウッドサイドバックのギターを探していました。
しかし、純正のDY-28はカラーがナチュラルなので、ちょっと考えてしまう・・・。
だからちょっとなー・・・と思っている時に発見!衝動買い!ま、一目惚れですね。
いわゆる新星堂合作モデルで、よく考えられている。
スペックが良い!ポジションマークのダイアモンドスクエアインレイは好みだし、オープンバックのバタービーングローヴァーペグもGOOD!
で、サンバーストだし、スプルーストップのローズウッドサイドバックの単板!
RDYのRは新星堂ことロックインのRなんですよね。
目黒に住んでいる時に、渋谷店には何度か行ったなー。
おそらくD-28といっても、マーティンHD-28Vを狙った感じのスペックですね。
ネックも、ちょっとVっぽく、細身な感じです。しかし、ブレイシングはそんなにスキャロップされていない感じです。
こんな所も葛城の好みですよ。
弦はこのモデルに関してはミディアムですね。ミディアムかミディアムライト。
ちょっとタッチの早い感じを狙ってますので。
音は非常に高域がK.Yairiです!トレブリーですね。
コードストロークには素晴らしい!
K.Yairiとの付き合いは、何気無く購入したG-1Fのサンバーストが最初でした。
小さなギターでしたが、これが大変良く鳴ったんですね。驚きでした。
その後何本かK.Yairi系のギターを購入して弾きましたが、どれも素晴らしいギターでした。
K.Yairiの真骨頂は比較的安価なギターにこそ発揮されると葛城は思っています。
値段が安いからといって粗悪なモノはK.Yairiには無い。
そして同社はギターに“永久保証”を付けておられます。これって凄い事だと感心します。
創ったギターに“ドーンと責任を持つ!”ワンピースのトムさんのような職人気質と男気に惚れますね。
昔のMade in Japanって、皆そうだったんだけどな。
実際、最近よく言われる“自己責任”という言葉。
葛城はそんなに好きな言葉ではありません。
各自の自己責任を認めた上で、更に責任を分かち合おうと手を差し伸べるのが男気であり、優しさなんだと。
そういう姿勢を貫いている限り、創り出すモノが悪い訳はありません。
そしてそんな会社の創るギターの音も悪い訳無い。
世界に誇れるMade in Japan のギターです。
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