気分
さて、今年はこのThoughtのページも更新を頻繁にしないといけませんね。
今年最初の課題は“気分”について。
気分というのは、“気”です。
気は東洋の表現ですが、西洋特に聖書の中では“霊”と翻訳される事もあります。
霊というと、神とかオバケとかそういう肉体を持たない存在を思い描きますが、霊というのはいわゆる“霊者2とは違う表現で使われる事もあります。
“人と異なる霊を持つ。”という表現が聖書中に出て来ます。(民数記14:24)
つまり周囲がやる気が無い状態の時でも、やる気がバリバリな人とかは、人と異なる霊を持つ人な訳です。
さて、言うまでもなく、この気分というのは非常に重要なモノです。
ことわざや格言や名言などで、この目に見えないモノに言及している事は非常に多いですね。
しかし近年、気分障害という事でこの気分が回復しない、つまりうつ病などを患う人も多いですね。
もし気分が晴れたら、どんなに良いだろうと思う気持ちが続くという事でしょうか、まあ、重い気持ちが続く訳ですね。
そういう人々に対してメンヘラという言葉も近年使われますが、私が最近励まされた言葉を今日はご紹介しましょう。
“都合の悪い事は忘れよ!”
これは誰の言葉かといいますと、なんとあのサンシャインの言葉です。
キン肉マンのキャラクターの中で最も好きなキャラクターが葛城はこのサンシャインだったりします。
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サンシャイン
悪魔六騎士の1人であり、悪魔超人の首領格。
しかし、かつて人間であったジェロニモに敗れるという失態を犯す。
悪魔超人ですけど、まあ、キン肉マンのキャラクターって正義超人だろうがなんだろうが思想に大差は無いので・・・。(笑)
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悪魔の肩を持つ訳ではありませんが、このサンシャインの生き様は見事なんですよ。
小学生の時からリアルタイムで観察していた葛城は最近のサンシャインの活躍が嬉しいかぎりです。
そして、悪魔超人でなくても、この言葉、
“都合の悪い事は忘れよ!”は使い方によってはですけど素晴らしい言葉といえます。
悪魔の肩を持つと思われても何なので、この言葉をあえて聖書的に解釈しますと、こういう言葉がありますね。
使徒パウロがフィリピ人の仲間に書き送った手紙の中に、
「兄弟たち、わたしはまだ、自分がそれをとらえたとは考えていません。それについては一つのことがあるのみです。
すなわち、後ろのものを忘れ、前のものに向かって身を伸ばし、キリスト・イエスによる神からの賞である上への召しのため、目標に向かってひたすら走っているのです。」
という言葉があります。まあ、サンシャインと比較すると若干違う感じはありますけど、(笑)
共通して言えるのは、
“忘れる”事の大切さですね。
気持ちというのは引きずるモノです。
良い人ほどそうなる訳ですね。
失敗した時に、「ああ、こうすればよかったな・・・。」とか、
亡くなった人に対して「ああ、良い人を亡くしたな・・・。」とか、
好きな人にふられた時でも「ああ、良い人だったな・・・。」と・・・。
想いや思いが重くて、いつまでも忘れる事が出来ない。
しかし、それに捉えられているとパウロが言うように前に進む事は出来ません。
そのためには、そう、潔く“忘れる”事が必要です。
なにもサンシャインのように悪魔超人に成れ!というのではありません。(笑)
しかし、サンシャインの言う事は理に適っています。
“都合の悪い事は忘れよ!”
勿論、責任逃れをするとか、借りた物を返さないとか、そういう時にこの言葉を使ってしまうと悪魔超人というか悪魔になりますけど、(笑)
確かに“忘れる”、別の言葉では“気持ちを切り替える”というのは、人の成長には必要なのではないかと葛城は考えます。
2015年2月28日 (土) PM 23:59(雨)
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