2013年のThought



2013年のまとめ

そうですね。今年は技術的に上達した年でした。考え方がシンプルになりました。何事も要は「自分」なんですね。その事を再確認出来て感謝出来る年でしたね。まだまだ極めたい活動が沢山ある。人に教えるという事も大切ですが、その教え方とか、さらには自分はどうなの?と。(笑)RZ350RにもWolf125にも乗るようになったし、本業の音楽活動、趣味の魚や各種ボランティア、書籍の研究など、やる事沢山ある。10代で悩んで、20代で考えて、30代で確認して・・・。そして今が華かな?(笑)充実してますね。支えて下さった方々に本当に心から感謝致します。そして来年も宜しくお願い致します。





















2013年12月31日 (火) PM 23:59(晴れ)

定職

葛城は今までこれといった「定職」に付いた事は一度もございません。別に働くのが嫌とかそういう理由ではなく、色々な事を探求していたら働く暇が無かったというのが理由です。普通の仕事に定時で入れば、まともな会社で一日8時間は必ず拘束されます。一日の3分の1を仕事で使ってしまう訳です。いや、会社勤めで8時間という訳には当然いきません。残業や付き合いや通勤などでさらに時間を使ってしまうでしょう。最近は8時間労働なんて言葉は死滅しましたよね?15時間拘束とか当たり前であったり・・・。ミュージシャンであるという事は楽器の練習とか、作曲とか打ち込み、研究など様々な事で頭が一杯になります。さらにバンドを組んでいるなら、打ち合わせとかにも時間が奪われます。ですので真面目にミュージシャンをやっていれば、定時の職業に就くのは不可能と言えるでしょう。それで、アルバイトをしながら音楽活動を行う事になります。音楽活動だけでそんな状況です。他にもボランティア参加や、書籍の研究などをやっていたら時間を買い取るのが大変です。色々なバイトをしましたね。新聞配達とか、営業、掃除屋などなど・・・。それなりにそれらのバイトを極めました。しかし、バイトであっても「技術が向上」するような職種というのを葛城は求めてしまう訳です。新聞配達は楽でした。ですが、楽という事では面白く無いのです。何か自分の身に付くような事をやりたい・・・。ついでに言えば、ミュージシャンとしても役に立つような職種でのアルバイトを行いたい・・・。まあ、本当は「音楽だけで生活出来れば一番だな」と思っていた時期もあるのですが。ある日こんな事を言われました。































「ミュージシャンってチャラチャラしてるよね。弱々しいし、女々しいし。」

「まともに働かないで何を好き勝手な事言ってんだ。」みたいな。(笑)


いや、色々大変なのよ・・・。と反論するも、過去がフィードバックしてきたのも事実です。実は私、若い時はミュージシャンが大嫌いで、当に上記のような事を思っていたのです。で、その時思いました。「上等じゃん!一番過酷な現場を持って来いや!キッチリ勤めてやんからよ!」そんなふうに思っていた矢先、知り合いから薦められたアルバイトが「魚屋」だったのです。魚屋?ギタリストとして、手に悪そうだし、どうなのかな?と思いましたが、時間確保的には問題無かったので、まあ、とりあえず行ってみよう!という事になりました。結果・・・。










「こりゃ大変だ!」(笑)


何が大変か?というと、「人間関係」。職人に話を聞くと、今まで何しろバイトが続かない。今までの最長記録は3ヶ月という話。(笑)出入りする業者のオヤジにも「君も大変な所に来たね。




ここでやっていけたら、何をやっても成功するよ!」みたいな妙な励ましを受けました。零細家族企業なのでみんな我侭なんですね。そしてみんな自分の事しかしない。(笑)常にみんなイライラしてる。怒りながら怒鳴りながら作業してる。そして体育会系の上下関係の激しい世界。仕事は教えない。見て学べ。使えなければ来なくていい。




「何じゃこりゃ?」(笑)

すぐにさよならかな?と最初は思いましたが、業者のおやじの一言「ここでやっていけたら、何をやっても成功するよ!」この一言のせいで、やってみる事にしました。当時私自身、ミュージシャンとして疑問を感じていたのも事実なんですね。壁というか・・・。例えば「愛の歌」を歌ったとする。しかし、人に愛されず、人を愛せない人間が果たして「愛の歌」など歌えるのか?また、反骨な歌を歌ったとして、何に反骨なのか?・・・。葛城が常々思うのは、結局ミュージシャンって「人」なんですね。「その人が」歌うから、本当にそう言い切れる資格のある人が歌うから価値があるのであって、本当に重要なのは作品ではなく、「その人そのもの」なのではないかと・・・。人間が成長するのは経験しかない。それはミュージシャンとしての成長もそうですが、社会人としての成長もしかりと。それで、今までとは全く別の事をやってみようと、魚の門をくぐってみたという訳です。そのお陰で、今まで見えなかった事が客観的に見えるようになりました。そして、ギタリストとの共通項目も色々発見出来ました。















2013年10月6日 (土) AM 8:20(晴れ)

アーティスト

アーティストって何だろう?と改めて考えてみました。単純に言えば「芸術家」です。では、芸術って何だ?と問うと色々な考えがありますが、葛城的には「作品に作家の意思を伝える」という事ではないかと考えます。単純にモノを作り出す人が芸術家に成る訳ではなく、「表現出来る」領域にまで達していなければそれは芸術家とは呼べない。そして私の場合、「使用に耐える」という事が芸術家として認めるかの要求にあります。ある知り合いの木工作家が居ます。彼は確かに万事に器用で、色々自分で何でも行ってしまいます。まさに玄人っぽい。しかし、玄人なのか?といえば、玄人ではない。やはりアマチュアです。どこが玄人と違うのかといえば、例えば机を作らせてみる。洒落た彫刻をちりばめていて、一見「すごいなー!」と思うのですが、よく見ると机が水平でなく、平面がキチンと出ていなかったり、見えない部分で手抜きをしている。細かい部分が雑である。その部分を私が指摘すると、「コストが合わない」と言って言い争いになってしまう。なので言わないのですが、皆、気付いていたりする。(笑)私が思うに、作品を認める為には、まず机としての機能があって次に装飾つまり遊びがある訳です。平面が出ていない机はもはや机ではないというのが私の考えです。そして、細かい部分まで手を抜かずキチンと仕上げる。ある意味そういう部分こそが最も目立つ訳です。つまり、芸術家というのは、基本的な作業の上に立脚しているモノという訳です。形は似ていても、細かい部分がどうか?機能性はどうか?というのが芸術家として認める上でのポイントではないかと考えますね。つまり、基本を知り抜いていないと遊びは出来ないという事です。そして、コストは是非、度外視してほしいと私は考えます。ある意味その作品は自分の分身な訳です。自分はこうなんだ!という思いを作品に語ってもらうのがアーティストである訳ですから、利益が出るかどうか?という事は「最初に考える事ではない」というのが私の主張ですね。





































夕焼け小焼け
男はつらいよ 第17作目 寅次郎夕焼け小焼け

1976年の夏の作品ですね。寅さんシリーズは15作目位から25作目位の作品は本当に脂が乗って素晴らしい出来だと個人的には思っております。テーマは「お金」ですね。粋な金銭感覚とは何かを学べます。同時に、本当の芸術(アーティスト)とは何か?という事を問う、シリーズの中でも1,2を争う良作です。昭和の人間は正月といえば寅さんなんですよね・・・。










勿論、その活動を続けるためにはお金が掛かりますが、作品で良いモノを作る為にお金を工面しているのであって、生活の為に自分を売るようなプライドではもはや芸術家ではないでしょう。どんなジャンルで何を作り出すにしても「アーティスト」っていいですね。そういう真のアーティストに惚れます。今年は何人会えるかな?真のアーティストに。





2013年1月4日 (金) AM 11:08(晴れ)



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