Thoughtのページ

“葛城 鋭主” というのは一体何者なのか?

ギタリストになる前、もしも自分をジャンル分けするならば自分は物書き、つまり“作家”という事になるのだろうか?と恐れ多くも考えていました。(笑)

今でも言葉の作り出す不思議な世界に魅了され続けていたりします。
長編小説よりも随筆のようなものが私の好みだったりしますね。

音楽を他の方に聴いて頂くという事と、作家として作品を読んで頂くという事は根本的には全く同じ事なのではないかと考えています。

このページではそんな私の“随筆?”をご紹介致します。と申しましてもそんなに難しく考えるものでもございません。

このページを通して葛城鋭主がどのような人間であるかを知って頂ければ幸いです。結局“Thought(思想)”などど申しましても、只の“日記”ですので・・・。

ちょっと言いたい事って人間、生きていれば何かしらありませんか? 


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語る

久しぶりにこのページを更新しました。

生きてますよ!

何で更新遅いのか?といえば、理由は一つ。

面倒なんですね。(笑)


しかし、それではどうにもならないので、こまめにHP更新しようと自分に鞭を打つ葛城です。


面倒という理由以外にも、何かがあるとすれば、“何かを語る”というのに違和感を感じる今日この頃なのです。

フランク・ザッパのアルバムに、
“黙ってギターを弾いてくれ”というのがあるのですが、そんな感じです。

YouTubeとか、ブログとかいろんな情報を発信していて確かに便利なんですけど、反面、“うっせぇわ!”と感じる自分が居る…

便利過ぎて、集まってくる情報が多すぎて色々ウザくなっているんでしょうね。
ダラダラと長い動画とかなんとか色々…

そんな時には田中角栄さんのこの一言。

「要件は便箋1枚に大きな字で書け。
初めに結論を言え。理由は3つまでだ。
この世で3つでまとめきれない大事は無い。」


そう思います。(笑)

「葛城さん、そんなに面倒なら、いろんなものを見たり聞いたりしなければいいじゃん?」

そう思います。(笑)


しかしそれだと人間として終わる。
残念ですけど面倒な事から逃げていては怠惰になるだけですね。

ただ、内容をシンプルに変換するというのは出来る。それだけでかなり人生、楽になりますね。

そういう訳で何かを語るのも、シンプルにというのを心掛けるようになりました。

思うに、俳句とか17文字に全てを含める訳ですから凄いですよね。

 2021年7月19日(月)PM 18:02(晴れ時々雨)



 
コロナ

今年はコロナの一言ですね。
色々影響ある訳で、不平不満をよく聞く1年でした。

私的にはどうなのか?と考えてみますと、申し訳ないのですけど非常に良い年ですね。

元々ギター弾くにしろ、単車触るにしろ、執筆活動、書物の研究…など色々やってる訳ですけど、あんまり人と接しないんです。私。

ライブとか演奏会とかそういうのは勿論無理ですけど、悲観するほどではないですね私にとっては。

さて、世の中を観察してますと、悲観的なモノが多いように感じますが、本当にそうですかね?

“鬼滅の刃”がブームなので私もアニメを観てみましたが、6話でバテました。私的には今一つでした。ごめんなさい。

理由は上記のような点ですね。

何で皆さんそんなに悲観的なものばかり好むのですかね?

それで幸せというならそれで良いのでしょうけど…そういう思想は私的にはキツいですね。

どなたかの名言で、

“悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ”

という言葉があったように思いますが、私はどちらかといえばそのような言葉に惹かれます。

“人間万事塞翁が馬”ともいいますけど、

何がどうなるかなんて、人間に分かるか!

と叫びたい気持ちの最近ですね。

世の中に逆らってごめんなさい。

 2020年12月21日(月)PM 18:02(曇り)



 
2019年も…

激動の2019年が終わりました。
時代も平成から令和となりましたね。平成って30年もあったのですね。なんだかあっという間です。

この前、知人の生まれた年が1993年と知って驚きました。大人びたお方なのですが、なーんだ。1993年って昨日じゃん?根拠の無い自信に漲る私です。

1993年というと、平成5年で、サッカーJリーグが開催された年で、米騒動があって、ライスシャワーが春天でメジロマックイーンを倒して、トウカイテイオーが有馬で奇跡を起こしたあの年。

XJR400の初期型が出たのが93年なんですね。

あの頃は東京目黒に居ましたね。

“光陰矢のごとし”とは本当で、そんなのは本当に昨日の事ですよ。(笑)

私的に2019年の大きな出来事といえば、やはり父の死ですかね。

脳梗塞を患い、2年も施設と病院に入退院を繰り返していた父。私はそんなに父の存在に依存してはいなかったのですけど、同じ時をもう過ごしていないんだな・・・と思うと、何とも言い表せない気持ちになりますね。

自分の中では大きな事でも、周囲には通過点に過ぎないという時の流れが哀愁というのでしょうか?

…とはいえ、時は流れていきますね。

自分としては感謝を胸に、将来を見据えて今を生きるのみです。

ありがとうございます。遅くなりましたが、今年も宜しくお願い致します!


 2020年2月3日(月)PM 21:02(晴れ)


相性

“相性が悪い存在”は居られますか?

そういう話をしてしまうと、葛城はどこか深層部分で人間嫌いなので、相性悪いといえば全員に当てはまる。

こういう内容を述べると、その前に、
葛城!お前は一体何者だ?何を偉そうに!というニュアンスになり、仰るとおりですね。(笑)


相性、つまり人間関係というのは、何処かで妥協が全てですね。

パーソナルスペースというものの存在をご存知でしょうか?
私も最近そういう呼び方があるのを知ったのですが、要は、

“人間関係の距離感”です。

その、相手の人間をどこまで受け入れられるか?という距離の限界をパーソナルスペースといいます。


子供や、配偶者間であれば、(例外もあるかも…)距離感は近いでしょうね。0cmから45cmといわれています。

一般的な距離では、3.5mの距離を空ける必要があるとか…講演会とか、面会とかでの距離がそんな感じらしいです。


半径5km以内に近寄るな!と思う人間も居るかも知れませんし、
ストーカーとかで逮捕されれば判決で、200m以内に近寄ってはいけない。というお沙汰を頂く人も居るようですね。


改めて考えますと距離感というのは面白いですね。


まあ、ストーカーは犯罪ですから、あれですけど、しかし、夏目漱石はこんなふうに人間関係を述べています。

離れればいくら親しくってもそれきりになる代わりに、一緒に居さえすれば、たとえ敵同士でも どうにかこうにかなるものだ。
つまりそれが人間なんだろう。 “道草”


 夏目漱石

1867年2月9日
(慶応3年1月5日)

〜1916年
(大正5年)12月9日
言わずと知れた明治大正時代の文豪

坊ちゃん、草枕などの小説は有名だが、論評家としても鋭い。

I love you. を絶妙に訳したのは有名ですね。

千円札にもなってましたね。

また、別の時にはこうも述べています。

嫌な女も好きな女もあり、その好きな女にも嫌なところがあって、その興味を持っている全ての女の中で、一番好きだと云われてこそ、あなたは本当に愛されているんじゃありませんか?


夏目漱石って意外に柔軟というか、エロいというか、面白いんですよね。
特に人間の機微に関して絶妙だなぁと葛城は感心してしまいます。

まあ、この漱石の感覚は好き嫌いあるでしょうけどね。


しかし、彼の言っている言葉は真実です。
“離れれば、それきり”です。

よく言われるのは、アコヤ貝が殻の中に入れられた異物による違和感をどうにかしようと、もがき苦しんで包み込んだ結晶が真珠であると。(笑)


違和感を受け入れてこそ真珠になるという、あれですね。


確かに、パーソナルスペースを守っていれば楽でしょう。

しかし、それで自分は広くなるのでしょうか?
それを愛と呼べますか?


イライラして疎遠にするのも分からなくはありませんけど、一世風靡セピアさんの
“幾時代ありまして”ではないですが、

“殴りあいや激論の末に、どうにかこうにか落ち着いて、今じゃ心の形も分かる”
というのが、男塾好きの葛城には美しく思えます。


今年は令和元年なんですけど、葛城的には昭和九十四年なんですよね。
昭和から抜け出せない…

2019年5月13日(月)PM 19:29(月夜)



地道に

早くも2019年の2月ですよ。年末にメイト90改80で事故をやって、何もする事ないので、ベットで寝ていて、まあ、色々と人生考えましたね。

またかよ?まだ考えるのかよ?って感じもしますが、日々のルーティンをこなしていると、何ともいえない虚しさを感じるのも事実なのです。

恵まれているのはその通りですし、何か追われているようなプレッシャーも無いのですが、人生には、それでも、得体の知れない虚しさがあります。

聖書の中でも、伝道の書を書いたソロモン王は、“全てが虚しく風を追うようなものだ”と述べている。

くどく述べておきますが、それはそれなりに充実しているのですよ。
でも、ふとした瞬間に、やはりそれを感じてしまう。

しかし、まあ、そういうものなのだろう人生というのは。
そして地道に積み上げるしかない。

こうしてHPの文章書いてますけど、PCトラブルでデータ吹っ飛んで、またこうやってチマチマと文章書いてるのも虚しい。
とはいえ、もう十年以上も書いてるので、消すのも勿体無い気がする。
ようやくホームページビルダーの扱い方がほんの少し分かってきた。泥臭いですけど、こんな感じで自分でサイトを構築して、精製していきたいと思ってます。

さて、新年最初の言葉ですけど、葛城の目標は“無言”ですかね。(笑)

何だか、矛盾するのですけど、いろんな事語るの面倒になってきました。
傲慢と捉えてもらいたくはありませんけど、“以心伝心”というのは何と貴い事かと今更ながら思います。

理解されるというのは大切ですけど、物凄く頭下げてまで理解される必要ってあるのかね?

いつか会えるよね。“同じ拳を握り締めて立つ人をきっと見るだろう”ってBLUE HEARTSの“街”ですけど、そんな気分な2月です。 

2019年2月2日(土)PM 14:52(晴れ)



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